幹細胞上清液をコロナ治療へ活用!カンボジアにて重篤患者に回復の兆し

国際幹細胞普及機構では「一般社団法人 日本他家幹細胞国際研究会/日本他家幹細胞国際研究学会」と連携を取りながら、幹細胞及び幹細胞上清液を使った治療の普及を行っています。

この度、コロナウイルスに対して幹細胞上清液の効果が確認された事例がありましたので、レポートします。

目次

幹細胞上清液を用いたコロナウイルスへの症例

2021年1月、カンボジアのプノンペンにいる学会の提携ドクターから当機構宛てに「幹細胞上清液を治験で使いたい」という依頼がきました。

カンボジアでもコロナウイルスは急拡大をしており、重篤化患者への最終手段のひとつとして上清液を投与したいというのが依頼の背景です。

幹細胞上清液投与の対象患者

今回の投与の対象となったのは、プノンペンの国立病院で、おそらく助からないであろうとされていたコロナ重篤化患者です。

状況は非常に芳しくなく、培養上清を投与する時点ではおそらく助からないであろうと、その場にいたスタッフは思っていたようです。

治療中の動画が送らてきましたが、非常に苦しそうで意識も朦朧としているようにみえます。

今回の投与は、静脈注射ではなく、ネブライザーからの吸引という手法を取りました。

本来は効果の高い静脈注射をするべきかもしれませんが、より安全な方法を考慮した結果、現場ドクターの判断で鼻腔からの吸引をすることになったようです。

幹細胞上清液を投与から6時間後の様子

投与から6時間後の様子も動画に残っています。

動画には、撮影者の声かけに反応し、Vサインを見せるほどまで回復をした様子が映っています。

幹細胞上清液をネブライザーから吸引する方法をとりましたが、現場スタッフも非常に驚いていたそうです。

このような症例が、増えてくると幹細胞や幹細胞上清液がより市民権を得られるので、増やしていければと思っています。

幹細胞上清液がコロナウイルスに効いた理由

本症例に関しては、コロナウイルスが引き起こすサイトカインストームを、幹細胞上清液を投与することで抑えたことが理由だと考えられます。

幹細胞上清液は、幹細胞そのものに比べればサイトカインの含有量などは少なくなるものの、免疫システムの抑制には十分効果を発揮したといえます。

当機構の扱う幹細胞上清液は、エクソソームの含有量1,360(通常80~100程度)、サイトカインの含有量も一般的な上清液の10倍程度と、非常に高い数値をマークしているエビデンスがあります。

今回の治療が予想以上の効果を発揮したのも、そういった非常に高い数値をマークしている幹細胞上清液を扱ったことが理由でしょう。

国内では、幹細胞上清液を取り扱っているクリニックはまだまだ少ないのが現状です。

さらにいえば、当機構の扱う幹細胞上清液のように、効果を数値で証明されている幹細胞上清液を扱っているクリニックはかなり少ないはずです。

世界中で症例を増やしながら、国内でも取り扱えるクリニックが増やすことで、幹細胞治療をよりメジャーにしていくことが我々の使命だと考えています。

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