現代社会において、医療はすばらしい発展を遂げてきましたが、まだまだ私たちに十分な幸せをもたらしているとは言えません。

なぜなら、現在の医療の根幹をなす考え方が対処療法だからです。多くの人は、体に何か問題が生じた際に病院に行き、医師は問題が生じている箇所を修復するための治療をしたり、その問題を改善するための薬を処方したりします。

手術などの治療には体に大きな負担がかかるとともに、その後の生活に新たな課題が生まれてしまうことも少なくありません。

また、重い病気の際に使われる薬には様々な副作用があり、その副作用を抑えるためにさらに薬を服用するといった、悪循環をもたらしてしまっています。こういった現象は、目前の問題を表面的に解決したり先送りしたりするかわりに、私たち個人や、家族、そして社会に、新たな問題を生み出しています。これでは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)は大幅に下がり、私たちの幸せな人生にはつながりません。

本来あるべき医療の姿は、何か問題が生じてから対処するのではなく、そのような問題が生じないような体をつくっていくことに主眼を置くべきですし、仮に大きな問題が生じてしまった場合でも、できる限り体に負担をかけず、QOLを最大限に高めるような治療をするべきではないでしょうか。

このような課題を抱える現代医療への光明として期待されるのが、『幹細胞』です。

幹細胞は、もともと私たちの体の中にある細胞であり、健康を維持するための体内バランスを保ち、私たちの体に何か問題が生じたときには根本的な解決につながるような修復をする働きがあります。

私たちが健康的な生活を送り続けるためには、この幹細胞を十分に活用することが重要なのです。幹細胞を医療として適切に活用すれば、一般的な薬よりはるかに大きな効果が期待できるとともに、様々な病気の根本的な解決を目指すことができます。

そして、もともと私たちの体の中にある細胞を活用するわけですから、今現在、致命的な副作用等報告はありません。さらに、副次的な作用として、私たちの体を内側から活性化して若々しく保つことにもつながります。幹細胞の活用こそが、私たちのQOLを大幅に上げ、社会全体に良い影響を与えると私たちは確信しています。

私たちの使命は、幹細胞に関する正しい知識や情報をより多くの方々にお伝えしていくことによって、一人ひとりのQOLの向上はもとより、社会全体のQOLの向上につながる活動をしていくことだと考えています。

私たちの活動に、より多くの協賛が得られ、社会に貢献できる事を切に願っております。

国際幹細胞普及機構
代表理事 藤本剛志